学科紹介 学科概要・挨拶

学科概要

東北女子短期大学は2021年4月からの男女共学化に伴い「柴田学園大学短期大学部」へと改称することになりました。
キーワードは「生活創生」。当学園は、次の時代を見据えて新たな分野に挑戦し、地域の課題を解決し地域に貢献できる人材づくりを目指しています。

生活科

生活科

多様化する社会や生活のアドバイスができる人材を育てます

保育科

保育科

子どもたちの育ちに寄り添う人材を育成します。

学科長挨拶

生活科長  教授 柳町 悟司
「健康で豊かな生活」を実現するために

 「生活科」という名称には、「健康で豊かな生活」を実現して欲しいという願いが込められています。つまり、生活科の学び(授業等)は、学生が「健康で豊かな生活」を実現するために行われています。ところで、「健康で豊かな生活」とは何でしょうか?この問いは、壮大であるため、恐らく模範解答はありません。各々が納得していれば、たとえその中身が異なるものであっても、いずれも正解である、という種類の問いであると思います。
以上のように「健康で豊かな生活とは何か?」という問いに模範解答はありませんが(ないからこそ)、学生には在学中、授業等の学内の活動、また、学外での様々な経験を通して、この壮大な問いに対する自分なりの考えを深めて欲しい、さらには、可能ならば自分だけの答えに到達して欲しいと願っています。
昨今は人生100年時代とも言われ、卒業後も長い人生を送ることになります。卒業後も長く続く人生で、自分の理想とする「健康で豊かな生活」を送るためには確固たる指針が不可欠ですが、その指針を構築するためのサポートが我々教員の使命と考え、日々教育に従事しております。

生活科長 教授 柳町 悟司

子どもたちを明るい未来へ導く魅力的な先生へ

 今、世の中では、自然災害だけでなく、人から人への攻撃も増えてきているように感じます。誹謗中傷や権利主張など、誰かを非難して自分を守る風潮が蔓延する中で、これから私たちは何を大事にして歩んでいけばよいのでしょうか。その答えの一つは、人のことを言う前にまず自分のことであると思います。例えば「何気ない日常の中に自分なりの楽しさや価値を創り出す」こと。このような姿勢は私を含めて欠けているのかもしれません。このような、まずは自分を変えようとする意識が、実は子どもたちの手本となり、子どもたちの主体性・自主性を引き出すことにつながると考えます。
 本学保育科で新しい自分を発見しながら、目の前の子どもと遊び込める確かな実践力を身につけ、子どもたちを明るい未来へ導く魅力的な先生になってほしいと思います。

保育科長 教授 佐々木典彰