大学概要 建学の精神・校訓・学則

建学の精神

「教育即生活」

  1. 教育を生活の中に活かせ
  2. 高い教養と正しい躾を身につけよ
  3. 常に希望をいだき時代と共に歩め

建学の精神である「教育即生活」は、教育を生活の中に活かすこと。自分が身につけた知識や教養によって未来を切り開いていくスキル、すなわち生きる力そのものです。この精神・理念は約1世紀を経た今も古びるどころか、むしろ今だからこそ強く私たちの心に響いてきます。

命を育み、食を通じて人々の健康を守るスペシャリストを養成する。命の根源に関わるこうした学びこそ、本学園が最も強みとするところです。たとえ、時代や環境が変わろうとも、人が生きていくうえで必要であり普遍的な「人生としての教育」(Education as Life)です。

校訓

校訓

一、常ニ清浄ノ心ヲ養ウテ 品性ノ向上ニ努ムベシ
  常に清らかな心を養って女子の品性を高めましょう

一、人ニ対シテ和顔愛語 事ニ處シテハ親切丁寧ナルベシ
  人には笑顔でやさしい言葉で親切丁寧に接しましょう

一、所作ト言語トハ快活優雅ナルベシ
  振る舞い、言葉は明るくおしとやかに

一、長幼序ヲ正シ上下禮ヲ濫サザルコト
  目上の人を敬い、礼儀正しく

一、不断ノ心掛ヲ以テ勤倹ナルベキコト
  いつもまじめにこつこつと努力しましょう

この校訓は、柴田学園大学短期大学部の源となった弘前和洋裁縫学校から脈々と受け継がれてきた建学の精神です。 「生活のあるところ教育あり、学習がある」 という一貫した理念は、「生活即教育、教育即生活」という言葉となって今日まで変わることなく受継がれています。

柴田やす先生

日本女子教育の先駆者であり、柴田学園の創始者 柴田やす先生

式辞を読む柴田やす学長

昭和25年5月14日、東北女子短期大学の開学式で式辞を読む柴田やす学長。
この写真撮影の2分後に壇上で倒れた。

柴田やす伝

「埋もれている郷土の先覚者列伝」として『陸奥新報』に連載された、柴田学園の創始者である柴田やす先生の波乱に満ちた生涯を「柴田やす伝」として出版した本です。
この本は入学生全員に配布され、柴田学園大学短期大学部の歴史と理念を理解するうえでかかせない必携の1冊となっています。